
春頃にはまだまだ小さかった子ども達は、保育者に食べさせてもらい喜んで食事をしていましたが、今では「自分で食べたい」と主張が強くなり心の成長を感じています。お皿の中をじっくり見て「まずはこれ!」と選び指先を使って食べる姿は真剣そのものです。子ども達の「自分で」の気持ちを大切にそばで見守る保育者は「みかんだよ~、おいしいね!」と声をかけたり、子ども達のかわいらしい表情から気持ちを想像し「すっぱかったね!」などと話をしながら楽しい雰囲気作りをしています。スプーンに興味を持ちはじめた子が増えてきたので、優しく手を添えて一緒に口に運んでいます。こぼれる量も多く、顔や服はベタベタになっていますが、笑顔でごちそうさまをする姿から、今日も食事の時間を楽しんでくれたのだと嬉しく思います。

外で過ごすことが心地よい季節になってきました。靴下入れから自分で探して「あった!」と見つけると一生懸命足をあげて履こうとしています。「よいしょ!よいしょ!」じっくりと取り組む姿はとてもかわいいです。身支度を終えて外遊びに出発!砂場ではスコップを使って皿に砂を入れ保育者に「はいどーぞ!」と笑顔で差し出してくれるので「もぐもぐ、あ~おいしかった!」「ごちそうさまでした!」とままごとを楽しんだり、階段を上り滑り台を滑ると、もう一回!と繰り返しを楽しんでいます。自分の好きな場所で体をいっぱい使って遊ぶ子ども達の表情は笑顔でいっぱいです。戸外では開放感を感じて遊んだり、探索活動を楽しみながら過ごしています。