お天気の良い日は、午前のおやつ後に戸外遊びをします。帽子をかぶって靴を履くと、それぞれの好きな場所に嬉しそうに向かっていく子どもたち。滑り台、砂場、乗り物など、思い思いの遊びをゆったりと楽しみながら過ごしています。プラスチックカーに乗ったお友だちを後ろから押してあげたり、自分の使っているおもちゃを貸してあげようとしたり、少しずつ関わりながら遊ぶ姿も見られるようになってきています。時々取り合いになって泣いてしまうこともありますが、一人一人の思いを受け止め、代弁したり仲立ちしたりしながら、一緒に遊ぶ楽しさを感じることができるようにしていきたいと思っています。
ハイハイからつかまり立ち、そして歩行へと発達していくひよこ組の子どもたち。体を動かすことが楽しくて、マットの山を登り降りしたり、つま先立ちで高い所にあるものを触ろうとしたり…と、目に見えるもの全てに興味津々で、好奇心のかたまりのようです。少しの間でもじっとしていることがありません。そんな子どもたちのチャレンジ精神を大切にしながら、保育者はいつでもそばで見守っています。そして、子どもたちは“見守られている”という安心感の中で伸び伸びと好きな遊びを楽しみます。
寝返り、はいはい、歩行など、それぞれの成長段階にいるひよこぐみの子どもたち。寝返りができるようになった子には広いマットを準備。はいはいの子には目線を合わせて声を掛けたり、おもちゃで誘ってみたり。そして歩けるようになった子には十分なスペースを確保します。それぞれの動きや遊びに対し、危険のないよう見守りつつ、自由に活動できる楽しさを十分に味わえるような工夫をしています。