支えの要らないお座りができるようになると、両手が自由になり物を持ったり持ちかえたり、両手に持ったおもちゃを打ち合わせたりします。また、人と対面して関わることもできます。その後、つかまり立ちから歩行という動きを獲得します。自分で歩くことや体を動かすことが楽しくなってきました。園庭では、つかまり立ちになったり、しゃがんだりと自分の体を使って遊んでいます。
歩き始めはバランスを崩しやすく、転びやすいので、すぐに手を差し伸べられる距離で見守ります。「よかったね」「たのしいね」などと子どもの嬉しい気持ちや満足した気持ちに共感する言葉を掛けていきます。一人一人の好きな遊び方を尊重し、十分に楽しめるようにしています。
乳母車に乗ったり、手を繋いで歩いたりしながら、近くの公園までお散歩♪
落ち葉を踏んでカサカサ鳴る音を聞いたり、集めた落ち葉を降らせヒラヒラ舞い落ちるのを見て楽しむ子どもたち。
道中ではバスやトラック、犬などを見て「バ、バ」「ワンワ」と指差しで教えてくれます。
園外ならではの体験を通して五感の刺激をたくさん受けながら、言葉を引き出していきたいと思います。
絵本が大好きでそれぞれお気に入りの絵本があります。繰り返し言葉のある内容や、動物・車・食べ物など興味を持つ絵本は違いますが、みんなが大好きな絵本は「だるまさん」シリーズです。絵を見て動きを真似したり、声に出したりして楽しんでいます。
保育士と一緒に見たり、自分の興味のある本を出してきて読んでいる姿が多くなってきました。絵本を通して言葉や物の名前を覚えたりコミュニケーションが取れるようにしていきたいと思います。