その子の発達に合わせた遊びができるように保育室に遊具をセッティングしてたっぷりと体を動かして遊んでいます。ある日、トンネルを発見した子が不思議そうな表情で近づき、様子を伺っていましたが、トンネルの先に保育者の顔を見つけ笑顔で前進。トンネルを通って一目散に保育者の元へ来てくれました。何度か繰り返していると途中で座って周りをキョロキョロ見まわし、トンネルの中の世界を楽しむ余裕も出てきました。そこへお友達もやってきてトンネルの中から「ば~!」と、顔を出して笑い合っていました。お友達が遊んでいるのを見て「なんだろう」「楽しそう」「やってみようかな」と、新しい遊びを発見しています。好きな所へハイハイで移動し、全身を使ってマットのお山を登ってみたり、小さな足に力をいれたりと、いろいろな所でつかまり立ちをしている姿もとても可愛らしいです。日に日に出来ることが増えて体を動かすことが更に楽しくなってきています。
初めての保育園生活、不安やさみしさから泣けてしまっていたお友達も笑顔を見せてくれるようになりました。保育者が食事の準備を始めると、「ごはんの時間だ、食べた~い。」とアピールしてくれます。子どもたちの「食べたい」という意欲を大切にしながら、一人一人の成長や発達段階にあわせて、保護者の方や調理スタッフと相談しながら、離乳食、授乳をすすめています。「おいしいね!」「モグモグしようね!」と声をかけるとニッコリ笑ってくれたり、「次はこれ食べたい!」とお皿を指さして教えてくれるようになりました。食べることが大好き!食事の時間楽しい!となれるように関わりを大切にしていきたいと思います。