「お外に行こうか」と保育士が声を掛けると靴下入れから「あった!」と自分のものを見つけ、「ぎゅ~!」と力を入れて一所懸命です。上着は、ファスナーを留めるまで保育士がお手伝い。後は「じぶんでできるよ!」とばかりに何度も上げ下げして得意気な表情を見せてくれます。そして靴箱から自分の靴を探して履こうと頑張りつつ「はかせて~」「てつだってよ~」のアピールも可愛いひよこさんです。園庭に行く一つ一つの準備さえも楽しくて仕方がない様子です。“自分で”という思いを大切にしながら、“できた!”という喜びや達成感、次へのやる気に繋がっていくようにサポートしています。
イス型の玩具“ビリボ―”が大人気です。始めの頃の「これなんだろう?」という表情でしたが、太鼓のようにたたいてみたり、頭に被ってみたりと次々遊びを発見しました。足腰がしっかりし、バランス感覚も安定してきた今では、保育士に支えてもらい、座った姿勢でユラユラ揺れ、時には倒れる不安定さのスリルを楽しむようになりました。また、別の日には、バラバラに置いてあったビリボ―を子どもたちが運びだし、1列に並べて「ごーごー」というかけ声とともに電車ごっこが始まり、保育士が入らなくても子どもたちだけでこんなにも遊べることに感動しました。成長と共に遊び方にも変化が見られるようになり、新しい発見の毎日です。