毎月、食育の日には身近にある食材を見たり触れたりしています。じゃが芋をお部屋にもってくると好奇心旺盛な子たちが集まってきて手に取りました。少し遠くから何してるのかなと様子を見ているお友達には「じゃが芋だよ」と呼びかけると、ゆっくり近づいて慎重にまずは触らず「なんだろう」と興味津々の面持ちでじっとのぞき込んでいました。赤ちゃんとじゃが芋の遭遇です。
小さい子ども達はベビ-カ-に乗って園庭をお散歩。プランタ-の菜の花の葉っぱを見つけて指さしして「あーあ-」と教えてくれます。「葉っぱだね。菜の花だよ。大きいね」と子どもの見つけた物を言葉にして返します。他の子たちも、その声に「なになに?」とのぞき込んでくれます。小園庭では木の葉を手に乗せてもらって不思議そうにギュっと握ってみたり、開いてみたり、カサコソっと触れる音に興味津々です。子どもが五感で感じている場面を大切にし、保育士も共感することで、みんな笑顔いっぱいです。
いろいろな遊びにも興味が出てきて手押し車がみんな大好き。トコトコと歩き始めた子が友達を乗せてくれています。まだまだ歩行が確立されず思うように押すことができなかった子ども達でしたが最近ではどの子もコツを覚え友達を乗せて移動することもできるようになってきました。≪車にまたいで乗る≫≪お友達が落ちないようにする≫≪方向転換をする≫など難しい事がいっぱいですが、そこは保育士がさりげなく手助けをして「やれた!」と感じられるようにしています。色々な経験の中で友達の存在を感じ、人として大切なことが育っていきます。