社会福祉法人 名古屋厚生会

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5歳児「みどり組」編

 昨年の年長組がやっていたのを見ていた憧れの“当番活動”をいよいよ自分たちが出来ることを楽しみにしていました。登園してくると、当番表を見て「わたしは、つくえふき」「ぼくは、ごみとうばん」と自分の役割を確認しています。机拭きの子は「こっちをふくから○○ちゃんはそっちふいてね。」と声を掛け合い分担しながら取り組んでいます。ごみ当番はごみ集めの時間が来ると曜日ごとのごみの種類を確認して、「もえるごみだから、きいろいふくろだよ」と自分達でごみ袋を用意し園全体のごみ集めに出発していきます。「もえるごみください」と各クラスの保育士に伝え、ごみを入れてもらい、「お当番さんいつもありがとう、お願いします。」とお礼を言われるとどの子もうれしそうな表情になり、褒められてうれしいだけでなく人の役に立てる事にやりがいを感じている様子が伝わってきます。自分に任された役割を進んで主体的に行う子ども達の姿を今後も見守っていきたいと思います。

 園庭に出ると虫探しや大繩跳び、乗り物、砂遊び等、気のあう友だちを誘い合って元気いっぱい遊んでいます。その中でも今ダントツ人気な運動遊びがドッジボールです。はじめはボールが当たると痛いから・・・当たったら外野に出るから・・・ボールが取れないから・・・と消極的な声もありましたが、外野に出ても当てたらまた中に戻れることや、前を見て逃げると当たりにくい等ルールを理解できたことで楽しめるようになってきました。チームで協力しないと負けてしまうので、ボールをキャッチすると「ナイス」ボールに当たると「おしい、どんまい」「つぎ、がんばろう」と声を掛け合ったり、勝つためにはどうしたらよいのかを子ども達で話し合う素敵な姿も見られるようになってきました。ドッジボールを通して、ルールを守ることや仲間を思いやる気持ち、人との関わり方や自分たちで考える力が育っていっています。