社会福祉法人 名古屋厚生会

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2歳児「もも組」編

 園庭のプランターで、保育士がダンゴムシを見つけると、「みたい!みたい!」と一斉に集まってきて、もも組のピンクの帽子の輪が出来ています。最初は丸くなってじっとしているのを眺め、足が出てくると「なんかでてきた!」と驚き、ひっくり返ってモゾモゾしていると「がんばれー」と応援したりして興味津々です。怖くて触れない子が多かったのですが、最近では指先で突いたり、手の平にのせたりするのを喜んでいます。てんとう虫や、ちょうちょなども見つけられることもあり、園庭に出ると「きょうはむしさんいるかなー?」と楽しみにしています。お部屋で、図鑑や絵本で虫を見ては、保育士に「ちょうちょだね!」「てんとうむしどこ?」などと会話もはずんでいます。虫をイメージした製作遊びや昆虫の体操をしたりなどで興味の幅が広がるようにし、一緒に楽しんでいきたいと思います。

 毎日たくさん体を動かして元気に遊んでいる子ども達です。室内では、体操や踊りで体を動かしたり、真似っこ遊びで動物などに変身し、手で耳を作ってうさぎになるとジャンプをしたりワニでは腕の力を使ってほふく前進で進んだり、腕や足など全身を動かして遊んでいます。園庭では保育士や友だちと「ヨーイドン!」と言って園庭中を元気に走り回ったり、バスケットゴールに向かって何度もボールを投げ、入ると「できた!」と大喜びです。バケツ玩具で遊ぶことも大好きで、まっすぐに並べる、カーブさせる、バケツの間隔を少し空けてみるなど自分たちでいろいろな形に並べながら遊んでいます。初めは進む時にバケツ1つ1つに両足をのせていましたが、慣れてくると片足でスムーズに進めるようになり、最後は高くジャンプして地面に着地し得意気です。日々の遊びの中の、走る・跳ぶ・ぶら下がる・くぐるなど様々な動きからバランス力や柔軟性、コントロールする力などを習得し、身体感覚を高めています。