社会福祉法人 名古屋厚生会

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0歳児「ひよこ組」編

 タライの中に温水を入れ、保育士がすくってはジャーとしてみると、不思議そうな顔をして見ていた子ども達。「さわってみようかな。」と好奇心が湧いてきて、手を伸ばして温水に触ったりプカプカと浮かぶおもちゃの中からお気に入りを見つけてワクワクしながら遊んでいます。氷遊びもお気に入りでたくさんの氷をタライに入れると、始めのうちは指でチョンチョンした時の冷たさに驚き目をまん丸にしていましたが、慣れてくると何度も触って笑顔になり「もっとやりた~い」とアピールしていました。

 月齢の小さい子は沐浴で汗を流しています。優しく体を洗うと手足をパタパタと動かし気持ち良さそうな表情をしているのがとてもかわいいです。ひよこ組では、一人一人に合わせた夏の過ごし方で快適に生活をすることができるようにしています。

 月齢が大きくなってきたひよこぐみの子どもたちは、心の成長と共に友だちと一緒に過ごすことが楽しくなってきました。音の出るおもちゃを振って友だちが遊んでいると「たのしそうだな。」と近寄っていき、ひとつのおもちゃに二人で手を伸ばしている姿や、ボールプールに入っている友だちを追いかけて一緒に入り、笑顔でご挨拶。一人がボールを投げると真似をしてもう一人も投げる姿があり、友だちと一緒に遊ぶ事が楽しい気持ちが伝わってきます。小さいなりにも自分よりも月齢が小さい友だちのことはわかるようで、そっとおもちゃを渡してあげるような姿もあり、優しい心が育っていると感じます。「ありがとう」「やさしいね」などの声掛けをしてもらうことで保育者の温かいぬくもりを感じ、子ども達の豊かな心が育まれていきます。