昨年のみどり組が取り組んでいたバケツ稲を見て「せんせい、これなぁに?」と気になっていた子ども達。「みどりさんになったからやりたい!」と、今年もチャレンジすることに決まりました。まず、お米になるまでのエプロンシアターを見て、どんな過程を経てお米になるのかを学びました。その後は、お米やおにぎりがついている本を見つけては保育士の所に持ってきて、「おおきくなったらこうなるの?」「おにぎりつくれるかな~」と期待する姿が見られるようになりました。そしていよいよバケツ稲プロジェクトがスタート!種もみを手にとり、「これがおこめになるんだね~」と言いながら大事そうに水につける子どもたち。毎日、「せんせい、みずかえしなきゃ~!」「まだやってなーい」と言いながら、当番の子は責任をもって水かえをしていました。まだ始まったばかりですがいろいろな体験をし、子どもたちの気づきに共感しながら一緒に取り組んで行きたいと思います。
みどり組保育室のそばには、お菓子の箱、トイレットペーパーの芯、古紙などの廃材置き場があります。製作が大好きな子どもたちにとってそこは宝の山。どんな材料があるか手に取って、頭の中で作るものをイメージしています。友達と一緒に見つけたものを使って遊ぶ中で「こうしたらもっとかわいくなりそうだよ!」「これをくみあわせたら○○にへんしんするんじゃない?」とアイディアもどんどん浮かんでくるようです。自分の思っていることを言葉で伝え、友達同士でイメージを共有していきます。作るためには「がようしをはる?えのぐでぬる?」「のりではくっつかないよ」「それならりょうめんてーぷがいいかな?」と、必要な材料を用意したり失敗から新たな方法を考えて工夫しています。一人の子が作り始めた物を周りにいる子が見て『楽しそう!やってみたい!』という気持ちが連鎖し、気がついたらみんなのアイディアが満載の素敵な作品になりました。友達と一緒に作ることで、困った時は一緒に考えることができたり、完成した時の達成感や嬉しさも倍になり、次の創作意欲へと繋がっていきます。