社会福祉法人 名古屋厚生会

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5歳児「みどり組」編

 きぐみの時から夏野菜や菜の花、チューリップとたくさん育ててきたので、自分たちで育てる喜びを知っている子ども達です。みどりぐみではお米を作ることも知っていて「おこめできたらたべれるの?」「おにぎりにできる?」「やった~おにぎりだいすき!」「おこめ、つくりたい」と期待いっぱいでした。園庭での作業は、冬越えしたバケツの土を出し、ほぐして去年の根株を取り除き、新しい土を混ぜ、再びバケツに戻します。冬越えした土は堅く、力がいる作業なので汗びっしょりになりながら何日も分けて行いました。並行して保育室では、種もみの芽だし作業を行います。水に浸し、毎日忘れず水を取り替え、芽が出ているのを発見した時は、歓声があがっていました。適度に伸びたところで小さなポットに植えます。かぶせた土から種が顔を出さないように、水やりが丁寧で感心しました。この先、子どもたちにとってどんな発見が待っているか、ドキドキワクワクのお米作り始まりました。 

 虫が大好きな子ども達。木の枝をかき分けたり、花びらの裏、茎、土の中、プランターの下、空を見上げて、ちょうちょやテントウムシを探しています。虫の種類によって、どんなところで住んでいるのか、どんな成長をするのか「赤ちゃんの時には白いね。大きくなると黒くて強そうだね。」とみんなで話をしながら、互いの知識を深めています。園庭だけでなく、お部屋にも持ち帰り、図鑑で同じ虫いるかな?と探してみたり、ダンゴ虫が遊べる迷路やすべり台を作ってあげたりしながら虫が子どもたちの生活の一部になっています。珍しい虫を見つけると大興奮で、虫を囲んで「なにこれー!?」「どこにいた?」更に虫探しに無我夢中です。そして、捕まえた虫が弱ってくると「にがしてあげるよう」と見つけた場所へそっと返してくれるようにもなりました。