社会福祉法人 名古屋厚生会

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2歳児「もも組」編

 あか組の時には、朝の準備は保育士でしたが、進級した喜びから「じぶんでやりたい」と言う子どもたち。それでは、まずはマークから「○○ちゃんは○○だよ」とマークを覚えつつ、準備や片付けをする場所を知らせ一緒に準備です。すると、「ここ?」と保育士と確認しながら、お手伝い気分でお支度を楽しむ姿が見られ、一週間が過ぎた頃には、もうほとんど覚え、登園したら準備に向かって一直線です。

 タオルを洗濯ばさみで挟むのは少し難しく、「できない~」という表情の時には、「むずかしいね」と思う通りにならない気持ちに共感し、時には、さりげなく手助けをしたりして“できたね”と喜び合います。一か月が過ぎ、すっかりもも組の生活に慣れた子どもたちです。

 戸外遊びが大好きな子どもたち。運動器具を使った体を動かす遊びが楽しめるようになってきました。平均台や跳び箱、マットを組み合わせて山をつくり、サーキットのようにすると早速集まってきます。最初は保育士の手を握り、おそるおそる進んでいましたが、少しずつ感覚を覚え、手を離して自分で挑戦する姿も見られるようになってきました。

 また、頑張ろうとしている友達に手を差しのべる優しい姿もありました。遊びを通して、失敗しても何度もチャレンジすることで “できた!!”が増え、自信がつき、さらに意欲が高まります。これからもチャレンジ心をくすぐる遊び環境を作り、達成感を多く感じられる援助していきたいと思います。