社会福祉法人 名古屋厚生会

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1歳児「あか組」編

 季節が変わり心地良く過ごせるようになってきました。子ども達は戸外に出て伸び伸びと体を動かして遊んでいます。園庭に平均台やカラーバケツを並べるとすぐに興味を持ち集まってきます。少しグラグラしながらも自分でバランスを取ってゆっくりと進んだり、やってみたい気持ちはあるのですが、恐怖心が先になってしまい保育士と手を繋いでもらい安心してやっている姿も見られます。
 室内ではWePlay(凹凸のある低い平均台)や牛乳パックで作った台や階段を並べて落ちないように慎重に何度も試したり挑戦しています。何度も繰り返し楽しそうにやっていました。体の使い方が上手になってきたので、子ども達の発達や興味に合わせた遊びを通して運動機能やバランス感覚を養えるようにしています。

 手や足を使ってダイナミックな絵の具遊びをしました。前日から、「手や足にぬりぬりしてぺたってしようね」と話すと「ぬりぬり」「ぺたっ!」と真似をしながら楽しみにしていた子ども達でしたが、初めは触っていいものなのかと不思議そうにしていました。保育士がやって見せると、一人、また一人とどんどん遊びが始まりました。『手で絵の具を塗り広げる』『紙の上で色が混ざることを楽しむ』『足の裏に塗って紙の上を歩くことを喜ぶ』等、様々な姿が見られました。中には自分の足や腕に絵の具をつけたり、保育士の手にハイタッチして色が広がることを味わったりする姿もありました。完成した紙を使ってブドウやトンボ、キノコ、あおむし等の作品を作りました。作品を飾ると嬉しそうに見ては自分のや友だちのを「みーつけた!」と指をさして喜んでいました。絵の具遊びがとても盛り上がったので、手形や足形を取りハロウィンのオバケやジャックオーランタン作りもしました。絵の具を手や足の裏に塗るとくすぐったくて引っ込めたり笑いが止まらなくなっていました。絵の具遊びを通して、思い思いに表現する過程の楽しさを味わったり豊かな感性を育んでいます。