ようやく戸外で過ごしやすい季節になり、ひよこ組も園庭でたくさんからだを動かして遊んでいます。大きいクラスの玉入れの玉を借りてきて、ひよこさんたちも〝たまいれごっこ“をしました。よちよち歩いて玉を取りに行く、しゃがむ、拾うなど、思い通りにからだを動かし、イメージしたことが「できた!」という達成感につながっています。保育者の姿を見て、カゴに玉を入れることを真似する子もいます。「はいるかな~」「ぽん!」「はいったね!」保育者が喜ぶと、一緒になって手をたたき、玉入れを楽しんでいました。また、園庭の落ち葉を触った時の“カサカサ““パリパリ“という音に興味を示す子もいます。座り込んでじーっと見つめ観察している子もいます。色、形、音、手触り・・・五感を使い、いろいろ感じているようです。「運動の秋」「紅葉の秋」ひよこさんも“小さな秋“を味わっているようでした。
身の回りのことに興味を持ち、少しずつ自分でやってみようとする姿が見られるようになってきました。オムツ替えでは、脱ぎ履きしやすいように足をあげてくれるので「たっちするよ」「ぎゅ~っ上げるよ」など動作を言葉にして伝え、着替える気持ちを大切にしています。ズボンの脱ぎ履きに挑戦中の子もいます。脱ごうとする、足を入れてみようとするなど一人一人のペースに合わせて援助して「できたね!」と一緒に喜び、うれしさに共感しています。友達の姿を見て、「わたしもやってみたい」という気持ちが芽生え、良い刺激になっているようです。「じぶんでできた!」の小さな第一歩。満足感や達成感を味わい、次の“やるき“につなげていきたいと思います。