社会福祉法人 名古屋厚生会

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3歳児「あお組」編

 あお組の生活にも慣れてきて、周りの子を意識し始めるようになってきました。友だちが面白そうな遊びをしていると、自分もやってみたいと「いーれーてー!」と遊びに入っていく姿が見られます。ままごとでは、赤ちゃんのお世話をしたり、フライパンでハンバーグをひっくり返して遊んでいると、「わたしもやる!」と真似を始めます。ひっくり返すことができると2人で大喜び。何度かひっくり返すことを楽しんだ後、「ハンバーガーやさんやろう」とイメージを膨らませ、「なんのハンバーガーにしますか?」など他の友だちも加わり遊びが広がっていきました。粘土遊びでは、「なにつくってるの?」と友だちが作っているものに興味を持ち、一緒に同じものを作ったり、上手くできない時には手伝ってあげたりする姿もみられます。時には、自分の思い通りにいかなくてトラブルになってしまうこともありますが、友だちとたくさん遊ぶ中でお互いのことを知り、相手の思いに気づいたり、いろいろな気持ちを感じとったりして楽しんでいます。

 ホールで平均台や跳び箱、鉄棒、トランポリンなどを用意してみると「てつぼうしよう」「いっしょにジャンプしようよ~」「かけっこしたいね」と友だちを誘って遊び始めました。思いきり走ったり、トランポリンで飛び跳ねたり、跳び箱でジャンプして着地したりと元気いっぱい体を動かして楽しんでいる姿が見られました。体育教室でやったことを真似してみてぶら下がったり、足をかけて積極的に挑戦しています。上手に足を鉄棒にかけると「みてみて~ぶたのまるやきでたよ」と嬉しそうです。ジャンプしてお腹を鉄棒にくっつける“つばめ”という技も一人で出来るようになりました。3歳になると、基本的な運動機能が育ち、細いところを歩く、走る、跳ぶ、またぐ、ぶら下がるなどの自分の体の動きをコントロールできるようになってきます。これからも体を動かすことの気持ちよさや楽しさを知り、「できた」という気持ちに共感しながら達成感を味わえるようにしていきたいと思います。