社会福祉法人 名古屋厚生会

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0歳児「ひよこ組」編

 涼しくなり、園庭で過ごす時間が増えてきました。運動会の時期にあお、き、みどり組の友達が全力で走ったり、楽しそうに踊ったりする姿を近くでたくさん見てきました。あか、もも組の“うんどうかいごっこ”に参加した時は、自分たちの番だ!と言わんばかりに大活躍!ねこさんの顔に玉を入れようとしたり、ポンポンを持ち踊ったりして、とても楽しそうでした。ハイハイの子も「これ、どうぞ」と旗やポンポンを手渡してもらい一緒に踊り、異年齢の友達と交流する機会にもなりました。いろいろな場面を見たり、にぎやかな声を聞いたりすることで、「なにしているのかな?」「たのしそうだな」という興味がわき、やってみたい!というやる気につながります。成長と共に体の動きが活発になり、行動範囲がどんどん広がっていきます。安全に配慮しながら、からだを動かす楽しさや喜びに共感し、一緒に楽しんでいきたいと思います。

 月齢が進み、成長と共に食事をする姿にも変化が出てきました。今までは保育者の援助で食べることが多く、「おいしいね」「モグモグじょうずだね」など会話をしながら楽しく食べていましたが、最近は“自分で食べてみよう”という意識が芽生え、器の中をじーっと見つめ触ってみようとしたり、手でつかみ口に入れようとする子もいます。食べ物の好みが出てきている子は、好きな物を選んでつまんだり、一度口に入れてもベーッと出す姿も見られるようになってきました。「自分で食べる」「選んで食べる」と成長し、その中で「これ、おいしい」「これはすっぱいな」など、いろいろな味を感じているのだと思います。「おなかいっぱい!」という満足感。「じぶんでたべた!」という満足感。からだも心も満たされるお食事タイムです。これからも一人一人のペースで食べることを楽しめる雰囲気づくりを大切にしていきたいと思います。